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勝手に企画!ドラマシリーズ!!
君と僕との結びつき(仮題)〜紐緒さん編〜

紐緒さんとは仲がいい。先日の修学旅行では一緒に北海道散策をして来た。
マッドサイエンティストで女王様なところがある娘だが一緒にいて退屈しない。

そんな彼女はひとつの秘密を持っていた。
北海道で戦った宇宙人が再び地球にやってくる、しかも今度は全艦隊を率いての総攻撃であることを彼女お手製のレーダーでキャッチしていたのだった。
こんなことが知れればパニックは必至。暴動虐殺などが起こり好きな研究をすることができなくなってしまう。
そうなる前に宇宙人を倒す武器の開発をしなければならないと、いつも以上に研究に熱を入れる毎日を過ごしていた。
そして、危険が及んではいけないと、そのことを主人公にも話してはいなかった。

もともと口数が少なく無駄話をしない娘だったので、周りのみんなは紐緒さんの苦労に気がつくことはなかった。
しかし唯一仲のよい主人公だけは彼女がいつもと違うことを感じとっていた。
日増しにあわただしそうにする彼女、ある日その理由を聞いてみた。
「紐緒さん、最近つっけんどんに磨きがかかっているんだけど、どうしたの?」
始めは話をそらすようにしていた紐緒さんだったが、主人公の熱く心配する姿を見て事実を話し始めた。
ワレワレハウチュウジンダ。 宇宙人のこと、主人公を巻き込みたくないこと・・など、心のうちを明かしてくれた。
「そんな水臭い。紐緒さん、俺も一緒に戦うよ!!」
主人公は紐緒さんの苦労と心情をしのび、手を握った・・・その時だった。
窓の外がはげしく瞬き、大きな地響きが学校を襲った。
二人がまぶしそうに窓の外を見ると巨大な円盤から宇宙人が降りてくるところだった。
「ワレワレハ、ウチュウジンダ。チキュウノミナサン、ナカヨクシマショウ。チキュウヲクダサイ。」
片仮名で読みづらい震える声のテレパシーが伝わってくる。
「だめ!よそあたって!!」
すかさず紐緒さんが叫ぶ。
どうやら紐緒さんの研究より宇宙人襲来の方が一足早かったようだった。
自分の研究の遅れに怒りを感じる紐緒さんだったが、もう時間はない。
「こうなったら手段はひとつ。開発途中のアレを使うしかないわ。」
そう言うと紐緒さんと主人公は科学部室の隠し扉を開け、中に入っていった。
そうしている間にも宇宙人は次々と降りてくる・・・。

・・・彼らは宇宙人に勝てるのか?紐緒さんとの恋の行方は?乞うご期待!!


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