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これでここで行った人気投票は3回目になります。
どれもそれなりに盛り上がり、楽しい時間を過ごすことが出来ました。
実は、この「インターネット人気投票」は随分と前から興味があったことでしたが、
ちょっと怖くて最近までやっていませんでした。
インターネットでの人気投票をどのように行うかは人それぞれなので、
これから書くことを全ての人が真に受ける必要がないということをあらかじめ断り、
それを理解している人だけ読んで下さいとの注釈をつけてからお話しします。
人気投票とは始まる前からある程度の順位は暗黙に決まっている場合がほとんどだと思います。
管理人側も投票する側も、それを目安とし、それをバネとし、それを目標とし、それを基準として進んで行きます。
普通はおおよそその通りにことが運ぶが多いのですが、場合によっては大きくずれ込むことがあります。
もちろん正々堂々とした人気投票でもどんでんがえしがあってもおかしくはないのですが、
あまりにも的外れな結果だと、場がしらけるだけでなく、
その投票に向いていた期待や好意的な印象が一気にネガティブなものへと裏返ることになります。
そこにはもう夢も希望もありません。
しかし、そんな状況になったとしても、今さらなかったことにはできませんし、その集計結果はきちんと作らなければなりません。
幸いにもここで行った人気投票は大丈夫でしたが、はずしたギャグを説明するようなそんな作業は可能な限り避けたいものです。
また、どれだけ盛り上がるかということも不安材料でした。
幸いにもここには常連さんが多くいてくれるのでそのあたりは大丈夫だとは思っていましたが、
その大丈夫と信じる分だけ、こちらも盛り上げるように色々と努力しなければならないということでもありました。
この人気投票はエンターテイメントたりえているのか？投票者に夢を与えているのか？期待を与えているのか？
人気投票という舞台を行う劇場がここで、運営者が自分自身で大丈夫なのか？
その辺を勘違いしていると、とんでもない空回りをしていそうで怖くなることがあります。
とても品のない例えをしますと「管理人のオ○ニー」なのか「投票者とのセ○クス」なのかってことです。
あと、不正投票が行われるということも頭痛の種でした。
結局のところ「同一個所からの投票を制限する」ということしかできません。
しかし、この「同一個所」というのはいくらでも抜け道があるようで、その気になれば一日何票も投票できるようです。
もちろんログを見てもどれとどれが同一人物からの投票からなど分かりません。
結局、「不正をする可能性は誰に投票する人にもありえる」という後ろ向きな確率論をもって平等とするしかなくなります。
限りなく黒のものをそれを理解していて白と言わなければならない偽善があります。
むしろ怖かったのはそのことではありませんでした。
今回の人気投票の後半で3位の追い上げが始まり、ギリギリで追い越すことが可能と思われた頃にその不安が生まれ、
最終日にそれが現実のものとなりました。
「多重投票の公言」「管理側の操作疑惑」でした。
延々と走りつづけたランナーを見守るゴール直前の歓喜の中で「あいつドーピングしてるんだぜ」
「誰が勝つか操作されてる」と言われた時の応援団、管理者の気持ちはどうでしょうか。
不正があってはいけない、許せない。
それはむしろ管理側の方が強く思っているに決まっている。
しかし、それを不可能とあきらめ、偽善と分かっていながらなお、自分が空回りをしていることに気が付かないふりをして、
投票の結果をエンターテイメントとしなければならない人間がいます。
「多重投票の公言」「管理側の操作疑惑」があるとその人気投票の信用、カリスマ性、
エンターテイメント性はやすやすと崩壊します。
もちろん不正投票をすることの方が悪いに決まっている、しかし、正しいと思われる行為によって壊れるものもあるのです。
あと、1日1票なのに投票制限時間はどうして24時間ではなく21時間なのですかという質問があったのでお答えしておきます。
制限時間が24時間だと前の日の何時に投票したのか正確に覚えていないと投票する時刻が遅れ続けます。
例えば、昨日は深夜に投票したけど今日は早く寝たいなんて日には投票ができません。
そんな時間的呪縛を緩和するために3時間の猶予をつけて21時間にしました。
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